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奈良美智さんの素敵すぎる庭、那須塩原N’s YARD再再訪♬

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  こんにちは! 那須塩原在住のライター前田です。 木々の色づきが美しい紅葉の季節、散策したいなぁと思って足を運んだのが、大好きな奈良美智さんの私設美術館、N’sYARDです。 名称が”奈良さんの庭”というだけあって、館内の作品を鑑賞するのはもちろんのこと、ゆっくり館の周囲をぐるっと回ると、季節を感じられて穏やかな気持ちになれるんですよね。 しかも、12月下旬から冬期休館に入ってしまうので、行っておかねばと思った次第。                      駐車場から館へ続く道は、すぐに見えない作りになっていて、期待が高まります。 そして、バーン! と目の前に飛び込んでくるのがこの立派な建物。最初訪れたときはあまりのゴージャスさに驚きました><  入口で1500円でチケットを購入し(描かれている女の子がかわいい保存版!)、いざ中へ。 この愛らしいオブジェたちがお出迎え。キッチュでチャーミングで心躍ります😆 前室と呼ばれる廊下の左側には、コレクションしているレコードのジャケットがずらり。音楽のセンスも素敵ですよね、制作中にもBGMでかけている様子で。 パンキッシュな曲とか私も好きなものが少なくないのですが、どれもビジュよしのジャケット写真ばかりで壮観です。 こちらは前室の右サイド。奈良ワールドがむんむん。 展示室1には、封筒やノートなど、身近なものに描かれた作品が、ほかの作家さんの作品とともに展示されていました。 THINK ABOUT PEACE この言葉に何度もうなずかずにいられません。。。 展示室2では、長田沙央梨さんの「とおくのそらみみ」が存在感あり。 ここが私の一番のお気に入り。小さな展示室ですが、山少女がどーん、窓の外にはMissForest。 ベンチも置いてあり、山少女とMissForestをかわるがわる眺めると、奈良ワールドに没入できるんです。人が少ないときはしばしここでゆっくり。 一番の大きな展示室4に展示されている大きな少女の作品。奈良さんの描く少女は、初期のころは三白眼で世の中にNO! を突き付けるかのようなまなざしで、そんな眼差しに惹かれたのが奈良ファンの始まり。 でも、年月を経て、奈良さんが描く少女のまなざしはどこか優しく感じられるように。。 展示室内のショーケース内にはタイトルのない作品群、群、群が。 群、群、群。ほんとおーー...

大田原市hikarino Cafe' 蜂巣小珈琲店でワークショップ&木城圭美さん個展を覗く

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 こんにちは! ライター前田です。 9月9日土曜日、台風が過ぎ去った翌日でしたが、栃木県大田原市の蜂巣小跡地にあるカフェ、 hikari no cafe’ 蜂巣小珈琲店で行われているワークショップを覗いてきました♬ 今回のワークショップは、大田原市在住の画家・木城圭美さんと一緒に大きなキャンバスにみんなで絵を描こう! というもの。   会場は旧蜂巣小をリノベしたこちらのカフェ。ランチタイムにはかなり人気があります。 cafeスペースは通り抜け、廊下を歩いてワークショップが行われている元教室へ。 先日那須塩原市図書館みるるで行われた制作ワークショップを紹介しましたが、こちらは8日と9日の2日間のみ。キャンバスは一面でやや小さいのですが、ご覧の通り! もうぎっしり楽しい絵がいーーーっぱい描かれていました! みなさん楽しみに来られたのですね、ビックリ。 ”アートを身近に!”をテーマにしたこの企画。アクリル絵の具をたっぷり筆にしみこませて、思い思いに描いていいんですから楽しくないわけがない😄 今回はハロウィンが近いということもあって、全体的にポップで明るいタッチ。 みるるで行われたワークショップのときにも感じましたが、いろんな人が描いているのに不思議とひとつの作品としてまとまりを感じられるんですよね。。。 また木城さんが、板室街道沿い通称369通りにあるカフェ『北風と太陽』で定期的に行っているミニパネルに絵を描くワークショップも行っていました(パネル代500円)。 こちらも大盛況。教室の机と椅子にミニキャンバスを置いて、真剣に子供たちが絵を描いていました。 見ているこちらも楽しい気分になってきます♪ どちらも色使いなど素敵! 右の男の子は海をイメージして描いたそうですよ😊 教室には木城さんの作品も飾られていました。こちらは9月30日(土)まで展示されているとのこと。 (日・月休み、11:30~16:00) 黒板を背景にされていると、作品が異次元への入口みたいな気がしてきます。       子どもから大人までふらっと訪れて、自由に絵を描いていく。。。気負いのない感じがまさに生活の中にアートが入り込んでいる感じがする素敵なワークショップでした。 木城さんの作品も展示されているので、覗いてみてはいかがでしょう? hikarino Cafe蜂巣小珈琲店 栃木県...

那須塩原市『北風と太陽』で木城圭美(きしろたまみ)さんの作品に触れる

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 みなさん、こんにちは! 那須在住のライター前田です。 栃木県県北エリアに在住し、精力的に絵画作品に取り組まれている作家さん、木城圭美さん。以前、那須塩原市の図書館みるるで公開作品制作に取り組まれたことを紹介しましたが、今回は2年ぶりとなる木城さん自身の個展です。 会場はART369プロジェクトにも参加されている、旧戸田小学校を改装したカフェ&ギャラリー、『北風と太陽』さん。 カフェスペースにも、木城さんの作品が飾られています。 廊下を進むと。。。 2つの教室で、展示が行われていました。タイトルは『絵と紡ぐ物語』。 前回の個展では、和紙をキャンバスに仕立てて作品を作られていましたが、 今回「新しい絵の具表現を模索して、いろいろ試してみました」と木城さん。 中でも目を引いたのが、丸い作品。 この作品も20㎝ほどと大きなものではないのですが、球体にまるで生命のような、時空のような、奥行きや広がりを感じる世界が描かれていて、どこか別の世界へと通じる入口のような雰囲気が漂っています。 また、もうひとつの特徴が、制作時の木城さん自身の言葉が作品脇に飾られていること。 上のオオカミはやはり地元在住の木彫・木版画家の木葉悦(こばえつ)さんの作品で木城さんの私物とのこと。作品世界がより深く表されています。 作品に言葉を添える試みは、作家・飯山太陽さんの作品からインスパイアを受けたことから。 普段から作品と対話をしながら制作しているという木城さんにとって、言葉を添えるのは難しいことではなかったそうで、とても自然に言葉が生み出されています。 読むと、いっそう世界観に引き込まれました。 丸い作品も今回の試みのひとつ。 木城さん曰く、「丸く切ってもらった板に白く塗って、キャンバスに仕立ててから作品を描きました」とのこと。 丸に収まりきらなかった溢れるパッションが形になっているかのようです。 2年前の作品に加筆された大作も展示されていました。とてもエネルギッシュで、不思議な時空に見る人をいざないます。 2年前の公開制作時を収めた動画も見ることができます↓↓ (100) 公開制作『宇宙空間生命充満図』/木城圭美(2020年8月) - YouTube 前回にも増して、染みる作品ばかり! とても素敵な時間を過ごすことができました。 7月29日まで開催されているそうです。 展覧会は7月7日(...